自分の強みについて何となくわかるけど、仕事の中で発揮している強みってぼんやりしてるんだよな。。。
こんな方におすすめなのが、「適職の結論」で紹介されている強みの六角形を作成するワークです。本記事ではこのワークについて紹介し、みなさんの強みを見つけられるようサポートします。
「適職の結論」で紹介されている強みの六角形の作り方
自分にはどのような成功の仕方(成功の方程式)があるのか?を成功体験を振り返りながら作成するのが強みの六角形です。
スポーツ漫画とかによくあるパラメータを示すようなものです!
強みの六角形を作成すると、自分の仕事における強みが明確になり、仕事をするうえでどのように攻めて成功を収めればよいのかが分かるようになります。
すると、その能力を伸ばしてさらに実績を積み上げることもできるようになります。
強みの六角形で分析した強みは、仕事上実際に発揮した強みになります。そのため、転職活動で自己PRを応募先に伝える際に非常に有効なワークになります。すぐに転職しなかったとしても、自分の成功の方程式を抑えれば、実績を積み上げやすくなり結果として転職しやすくもなるので絶対にやっておいた方がよいです。
ここまで、強みの六角形を作成するメリットをお伝えしました。
続いては、どのように強みの六角形を作成すればよいか解説します。
順を追ってみていきましょう!
強みの六角形の作り方:仕事における成功体験を振り返る
まずは、仕事における成功体験を振り返ります。
成功と言っても必ずしも成果や結果が出ていなくても、自分の中でいい手応えを感じられた経験を振り返りましょう。
私の場合は、少し背伸びしなければ達成できない仕事を任せられて何とか形にしたときにいい手応えを感じました。このようなエピソードはきっと何かしらあるはずです!
今やっている仕事や去年やった仕事など直近の仕事から振り返るのがおすすめです。
強みの六角形の作り方:なぜその成功体験が生まれたのか振り返る
次に振り返った成功体験がなぜ生じたのか?について振り返ります。
上記のような観点で振り返ると、成功のためのピースを思い出すことができるはずです。
この振り返りは、転職面接でよく聞かれる質問にもなってますのでここで振り返っておくといざ聞かれたときに安心です。
強みの六角形の作り方:自分のどのような強みが発揮されていたかを言語化する
成功体験の中身を振り返ったあとは、自分が起こした行動を強みとして言語化していきます。
強みの六角形を作成する上で、このパートが非常に重要です。
自分の行動がどのような強みから出てきたものなのか?を抽象的に表現してみてください。自分が造った言葉でもいいので、自分なりにその強みを語れるようにしましょう!自分なりの語ることができるかが強みとして六角形に書き込めるかの判断基準になります。
どうしても強みが言語化できないという方は、ほかの自分の強みを分析する手法からヒントをもらうのもありかなと思います。(最終的には自分で言語化してほしいですが)
以下の記事は強みを見つける分析方法を紹介した記事となっていますので、参考までに読んでみてください!
また強みを言語化する際は、1つの要素に絞り込みましょう。
たとえば、営業力と一言で言ってもヒアリングする力なのか、人とうまく話せる能力なのかは違います。なので最小の単位までその強みを分解して六角形のうちの1角に書いてください。
強みの六角形の作り方:どの程度得意かを3段階で評価する
自分の強みを6つ書くことができたら、次はそれぞれの強みがどれくらい得意かを3段階で評価していきます。
すごく得意:3点
得意:2点
まあまあ得意:1点
上のような点数付けで六角形に矢印を書き込んでみましょう。
20代のうちは、この青く塗りつぶされた領域が自分のポテンシャルだと本書は説明しています。30代ではこれらの力をどこまで使えるか(伸ばせるか?)が重要になってきます。
年を追うごとに強みの評点は変わってくるため、1年に1回この強みの六角形を更新することが重要になります。
「適職の結論」で紹介されている強みの六角形を実際に作ってみた感想
先ほどから例としてあげていますが、私の強みの六角形は以下のようになりました。
私は責任感が強く、仕事を自分事としてとらえることができます。これは上司にもほめてもらえている点ですので、自他ともに認めている強みになっているので3点をつけました。批判的思考と俯瞰する力は問題を考える時によく自分が実践する方法として2点、自分の能力向上とチームメンバーのサポートをよくやっていたし好きだったので、自己学習力と面倒見の良さを強みに設定しそれぞれ2点としました。また、周囲を巻き込んで仕事を進めたことにより成功を収めましたが、必ずしもスマートなやり方ではなかったと考え1点としました。
自分の強みを業務と紐づけて見つめなおすことができる強みの六角形のワークは、普段の自分の業務にも活かせることが多いですし、転職活動の面接の際にもこのワークで言語化した強みをアピールしました。
このワークで特に大事だと思ったポイントは、成功体験を業務に分解してそれを実行する上で行使した自分の力を言語化することでした。
言語化することで自分の強みを強く認識できるのと同時に、ほかの仕事でも活かせるように工夫することができるようになりました。
みなさんも強みの六角形を作ってみませんか?非常に有意義なのでぜひためしてみてください。本書はこの強みを使って実績を出すための方法やキャリアの考え方についても詳しく解説してくれているので、読む価値大ありです!
まとめ:「適職の結論」で紹介されている強みの六角形のワークは転職活動に非常に有効
本記事では、Utsuさんこと宇都宮隆二さん著の「適職の結論」で紹介されている強みの六角形のワークを解説しました。
強みを六角形を作成するメリットは以下の通りです。
ぜひ実践して、自分の強みを明確にしましょう!きっと転職活動にも役に立ちます。
また、著者のUtsuさんはYoutubeにて転職活動に役立つ情報をたくさん発信している方なので、転職活動中の方はこちらのチャンネルもチェックしてみてください。私自身も転職活動の際に参考にさせてもらいました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
みなさんのお役に立てればうれしいです。
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