転職活動するか迷っているけど、どう決めればいいかわからない。。。。
こんな方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、リベラルアーツ大学の両学長が推奨する価値観マップです。
本記事では、価値観マップを作成するスケジュールを示しつつ、価値観マップの作り方やポイントについて解説します。
価値観マップのメリットデメリットや転職活動への活用方法は以下の記事で紹介しています。
合わせて読んでみてください!
価値観マップ作成のためのスケジュール
まず、価値観マップをどのくらいの期間で仕上げるかを示します。
結論、価値観マップ作成開始から完成まで1か月半かけて、じっくり取り組んでもらいたいです。
もちろん個々人の状況で異なってきますが、半年以内に内定したい場合は、このスケジュールに沿って作成するのがおすすめです。
価値観マップを作り方:4つのステップ
つづいて価値観マップの作り方を解説します。
以下の4つのステップを踏んで完成させましょう。
価値観マップの作り方(1):マインドマップのツールを導入する
価値観マップを作成する上で、マインドマップを活用します。
マインドマップは以下のような図のことで、あるテーマを中心に配置し、関連する要素やキーワードを書き足していくものです。
テーマについて、アイディアや考えを書き出し、深堀りするのに有効です。
紙で作成も可能ですが、深堀りするほど広がるのでツールを使うのがおすすめです。
マインドマップを作成する無料ツールは以下がおすすめです。
マインドマップは価値観マップを作成だけでなく、アイディアや情報を整理するのにも便利なのでこの機会に導入するのがおすすめです。
私はどちらのツールも使ったことがありますが、MindMeisterの方が初心者でも扱いやすくおすすめです!
価値観マップの作り方(2):4つの質問に答える
価値観マップを作成するためには以下の4つの質問に回答していきます。
これらの質問に対する答えをまずは書き出していきます。途中で修正することもできるので、思いつくものをまずは書き出してみましょう。
それぞれの質問について紹介します。
質問1:自分にとって幸せとはなにか?
自分が幸せを感じる瞬間を思い浮かべながら書いてみましょう。
例として、私の場合は余裕のある時間を送っているときや自分の専門性を伸ばし、認められることに幸せを感じます。
この質問に答えることで、どうすれば自分が幸せになるか?がわかります。私生活や仕事で自分が満たされるのはどんなときか明確にできます。
質問2:何を大切にしているか?
自分が大切にしている考え方や大切にしているものを思い浮かべて書いてみましょう。
例として、私の場合は自分が納得して決断すること、余裕のある生活を送ること、自分の成長を大切にしています。
この質問に答えることで、自分の価値観や判断する際の優先順位付けができます。転職活動では、すべてを満足できる会社はないのでこの質問は重要になります。
質問3:何をどうしたくて、今ここにいるか?
この質問は、今の職場・部署に何をしたくて所属しているかを考えながら書いてみましょう。今の自分が所属しているポジションで何を叶えたいのか?を考えることがポイントです。
専門性を磨きたい、一緒に働いている仲間と仲良く仕事したいなどが挙げられます。特にない場合は、どうありたいかを考えるといいかもしれません。
私の場合は、自分の力を伸ばし、お金を稼ぐこと考えて今の部署に所属しています。
配属ガチャではずれた部署ではありますが、前の部署では業務プロセスを考えるキャリアは積める。そのまま前職に残るのであれば業務プロセスを実現するシステムの開発に関する知見も伸ばしたい。でもありたい姿はシステムを開発する側の経験をしたいと書いてみるとギャップを明確にできます。
この質問でどうしても出てこなかったり、ネガティブになってしまう場合は、転職活動を始めてみましょう!
質問4:人生でやりたい30のこと
人生でやりたいことをとりあえず書いてみましょう。
いままでやりたいと思ったこと、やれなかったこと、がまんしていたことなんでも書いてみましょう。30個もかけないよという方は、出し切ったと思えればOKです。
この質問に回答するときに、以下の観点についても書いてみるとさらにイメージが明確になります。
やりたいことができれば人生の充実度が変わります。仕事の観点では、収入や労働時間、休日数がどれくらい必要か考えるためのいいきっかけになります!
価値観マップの作り方(3):質問の回答を深堀りする
4つの質問に回答し終わったら、その質問に対して深掘りしていきます。具体的には、なぜそう思ったのか?を2,3回繰り返してみましょう。
ポイントは第三者の視点で、自分の回答がなぜ導きだされたのか?ツッコミんで言語化することです。
やってみるとわかりますが、この作業は頭をかなり使う作業なので非常に疲れます。理想の人生を歩むための修行だと思ってがんばりましょう!
自問自答が終わったら、第3者に見てもらうことがおすすめです。
あなたのことをよく知る家族、友人、恋人にお願いしてみるのがおすすめです。自分では気づけなかった視点からツッコミをいれてもらい、さらに掘り下げて自分の価値観について考えていきましょう!
頼める人がいない場合は、リベシティなどのオンラインコミュニティやSNSで添削し合うのもおすすめです。目安として、2,3人に見てもらうとよいでしょう!
価値観マップの作り方(4):新しいマインドマップに深掘りした内容を整理・分類する
つくったマインドマップを深堀りし終わったら、新しいマインドマップを作成し、整理してみましょう。
このとき、最初に作ってツッコミを入れた価値観マップの内容を一言でまとめるとするとどのように分類できるか?を考えるとよいでしょう。
この作業が自分の価値観の言語化であり、何が大切なのかわかりやすくなります。
この工程をやると自分の人生の目標や大切にしたい価値観が明確になり、人生の選択で迷うことがなくなります。
また、やるべきことも明確になるので、転職活動をするかしないかで悩んでいる人はぜひ挑戦してみてほしいです。
まとめ:価値観マップの作り方の4つのステップを解説
いかがでしたでしょうか?
本記事では、自己分析の手法である価値観マップの作り方を解説しました。転職活動をするかしないかは自分の人生にとって重要な決断です。その判断を下すためにも、自分の価値観や人生の目的を把握しておく必要があります。
自分の人生の羅針盤である価値観マップを作成し、転職活動をはじめる第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
作成した価値観マップを活用し、転職活動を開始するかどうか判断するための参考記事もあります。
ぜひ読んでみてください。
本記事が、価値観マップの作り方の参考になれば幸いです。
コメント